歯科ドックのご案内
当院の歯科ドックは脳神経外科、眼科を併設しているために他科との連携での歯科ドックであり、
“歯科疾患の早期発見”“全身疾患との関連性”を詳しく検査できる点が特徴です。
また、当院では脳ドックも行っています。
近年では歯を喪失し、噛むことが難しくなった人は認知症の発症率が高まるということも分かっています。これは噛むという運動機能で、脳血流の増加が認知症予防につながっているということです。
口腔の疾患が全身の病気の引き金であり、全身疾患の増悪因子ともなっています。
このような方にお勧めします

- 40歳以上
- 口内炎がよくできる
- うまく噛むことができない
- 口が乾燥気味である
- 舌表面に黄白色の苔状のものが付着している
- 口の中が痛い(特に舌などがピリピリした感じ)ときがある
- 顎が痛く、肩こり、頭痛がある
- 最近、顔が大きくなった(えらが張る)気がする
- 「むせる」ようになった
- 味を感じにくくなった
- 糖尿病、高血圧、高脂血症である
- 肺炎になったことがある
歯科は健康の門番です
歯科疾患は虫歯、歯周病ばかりではありません。
口内炎
口内炎は体調不良による免疫力低下、食事時に粘膜を傷つけたり、ウイルス感染などが原因で口内炎が発症します。
口腔がん
口腔がんは初期では粘膜が白くなったり、赤い斑点状のものが出来たりします。
多くは舌の側縁、歯肉、口腔底(舌の下の粘膜)に発症します。
喫煙、アルコール摂取、口腔清掃不良が原因とされていますので、口腔ケアーは必要不可欠なことです。
顎関節症
顎関節症は関節の動きが悪くなり、クリック音やざらざらした音がでて、開口障害や開口時と疼痛が発症して、噛むことが出来なくなります。
口腔乾燥症
口腔乾燥症は唾液腺の病変で、唾液の分泌が悪くなります。
唾液分泌障害は糖尿病などの生活習慣病が悪化します。
味覚障害
味覚障害の原因は三叉神経異常、加齢、過度のストレス、全身疾患の部分症、薬物服用など様々な原因があります。
この障害は食事をおいしく食べることが出来なくなり、精神的にも障害が発生します。
咀嚼嚥下障害
咀嚼嚥下障害は食物をかみ砕き、一つの塊を作れず、飲み込むことが難しくなることです。
誤嚥性肺炎の危険性が高まります。
「むせる」ようになったら一度受診してください
カンジダ症
カンジダ症は口腔粘膜が白色ないし黄白色の苔状になります。
カンジダ菌は常在菌ですが、糖尿病、化学療法、消化不良、免疫不全などが原因でカンジダ菌が増殖し、発生します。
以上の病変が加齢と共に多くなってきます。
料金・時間・検査内容
料金:6000円(税別) 時間:約60分
※印はオプションで各1000円
検査内容

- 歯、歯肉の視診、触診、打診、X線検査
歯、歯肉の状態(虫歯、歯周病の有無、知覚過敏症リスク、粘膜の萎縮度)を検査します。
また、X線検査では歯、顎骨等の病変の有無を検索します。
- 歯周病検査とプラーク付着度検査
口腔内プラークを染めだし液で染色し、プラークの付着度を検査します。
また、歯肉ポケットからの出血の有無を検査します。
- 顎運動(顎関節)、咬合検査
顎関節の動き、開口角度、かみ合わせなどを計測し、検査します。
- 口腔がん検診
口腔粘膜の視診、触診後、綿棒で細胞を擦過し、染色して細胞異常の有無を顕微鏡で検査します(細胞診)。
- 咀嚼嚥下検査
約30mlの水を飲み、嚥下時の音(聴診)、筋の動きを検査します。
- 唾液検査※
唾液中の血液量、唾液緩衝能(pH)、唾液量(ガムテスト)などを検査します。
- 味覚検査※
甘味、苦味、酸味、辛味の認識度合を、味覚濾紙デスクを用いて検査します。
- 口腔内細菌検査※
口腔内に常在する菌の定性を検査します。
注意事項
- 歯科ドックは予約制です。
- 歯科ドックは保険の適用外ですので、お支払いは全額自己負担、もしくは企業負担となります。
- 検査時間は検査のみの所要時間で、検査終了後に診察を行います。
- 歯科ドック報告書は、受診後10日前後にご自宅へ郵送します
ご予約・お問い合わせ

医療法人エイ・アール・ティー会
セントセピアクリニック
神奈川県大和市大和東1-4-2
大和ヘルスケアーモール3階
電話:046-204-7473